■ ID | 951 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 二酸化チタン光触媒複合材料の作製と活性評価 |
■ 著者 | 冨永安生
Tominaga Ansei
早稲田大学大学院 米持真一 Yonemochi Shinichi 埼玉県環境科学国際センター 名古屋俊士 Nagoya Toshio 早稲田大学理工学術院 |
■ 出版元 | 日本労働衛生工学会 |
■ 出版年 | 2007 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第47回日本労働衛生工学会・第28回作業環境測定 研究発表会、平成19年11月15日 |
■ 抄録・要旨 | これまで我々は、磁場と電気めっき法を利用した独自の手法で、平面基板上に微細突起を多数有する試料を開発してきた。この試料は表面積が大幅に増加しているため、表面に光触媒(酸化チタン)を固定化した材料を使えば、VOCの分解に利用できる。これまでは酸化チタンにST-01のみを使用してきたが、今回はDN-1-0の複合化を試みた。その結果、材料中への複合率は、ST-01の70%〜15%程度に留まったものの、トリクロロエチレンの分解速度はST-01を複合化させた材料と同程度かやや速かった。この理由としては、表面電荷や凝集性、触媒本来の性能の差などが考えられた。また複合化させる酸化チタンの種類を変えることで、更に活性を向上できる可能性が示唆された。 |
■ キーワード | 光触媒、酸化チタン、磁場、複合めっき、固定化 |
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